免疫力アップなどの有効な方法【健全body制作の手引き】

夫婦

高齢者に多い

認知症とアルツハイマー病

記憶力、判断力、思考力などの認知機能が低下すると疾患全般を総称して認知症と呼びます。アルツハイマー病はそのうちの1つです。脳内にアミロイドBたんぱく質が溜まることで発症し、CTやMRIを撮ると、海馬を中心に縮小が見られます。アルツハイマー病になると学習や記憶、睡眠などにかかわる神経伝達物質・アセチルコリンが減ってしまいます。その分解を抑える薬が処方されますが、症状を和らげ進行を遅らせる効果はあるものの、完治させることはできません。一方、脳の血管が詰まったり、破れて出血したりするために起こるのが脳血管性認知症です。この2つが認知症患者の9割近くを占め、ほぼ同数となっています。

甘いものの摂りすぎは

そのほかに幻視の表れることが多いレビー小体型認知症や、人格が変性する傾向の強い前頭側頭葉変性症などがあります。認知症予防のためには、甘いものの摂りすぎは禁物です。以前は脳のエネルギー源はブドウ糖だけと考えられていたため、頭を使う仕事の前後に甘いものを進めることがあったようです。しかし、空腹時に糖分をとると血糖値が乱高下してイライラの原因になります。最近は、体に蓄えられた脂肪から合成されるケトン体という物質も脳のエネルギー源になることがわかってきました。ケトン体をエネルギー源にすれば、糖質を代謝するホルモン・インスリンは放出されず、頭が冴え、食後に眠くなることもありません。甘いものの摂りすぎは認知症の原因となる肥満や糖尿病を招きますから、注意が必要です。